妄想性障害
まれな慢性精神病のひとつで、理論的、系統的的な妄想が発展し、確固不動の妄想体系をつくる。比較的高齢者に好発しする。
幻覚や統合失調性思考障害は認められず、妄想を覗いては正常の人と区別がつかないが妄想に固執してあやゆる反対に積極的に立ち向かいます。
一般的には被害妄想(近隣の人間が自分に嫌がらせをしてくる)が多く、配偶者に対する嫉妬妄想(浮気をしているなど)、妄想の持続が少なくても3ヶ月あるものをいいます。
当院での治療について
薬物療法が中心となりますが、一部は治療反応性が強く妄想は構築化し継続する群も認めます。
稀にであれる頑強変化で一時期経過する事が多いが、多くは再発します。